第12章 留袖の着方・冠婚葬祭

1205.葬式の装い

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喪服を着るときは?

1. 私の両親の葬式
2. 私や主人の、おじ・おばの葬式
3. 私や主人の、祖父母の葬式
4. 私や主人の、兄弟姉妹の葬式
5. その他の三親等以内の葬式

喪服を着るとき必要なもの

夏冬喪服冬は一越(ひとこし)縮緬より三越(みこし)縮緬が主流になった。
夏は駒絽縮緬(こまろちりめん)。
6月と9月の単衣の時期には、本来なら単衣の喪服を着るべきであるが
袷や絽を着ることが通例である。
黒供帯 夏冬黒供帯(くろともおび)は、黒の喪服以外に色無地にも着用する。
白の長襦袢 夏冬白を使用します。
帯〆帯上 夏冬黒の帯〆。黒の帯上。
黒の草履バッグ草履とバッグは黒の布地のおそろい。
バッグはあまり大きなものは持参せず、アクセサリー程度に考えます。
真冬はコート雪の降るような寒い日の室外での葬式には、黒の道行コートを着ます。
扇子黒の扇子。
数珠
着付用小物腰紐、帯枕、前板など、喪服専用の小物もありますが、
特別黒にそろえる必要はありません。
ふくさ慶事用と弔事用がある。

色無地を着るときは?

1. 三親等以上の遠い親戚での葬式
2. 血縁関係のない葬式に参列するとき
3. 通夜、法事、仏事。

色無地を着るとき必要なもの

色無地または江戸小紋色は寒色系か中間色のダーク系で、華やかな色は避ける。
※きもの以外は、喪服用を用います。
黒供帯 夏冬喪服用の黒供帯(くろともおび)。
白の長襦袢 夏冬白を使用します。
帯〆帯上 夏冬黒の帯〆。黒の帯上。
黒の草履バッグ草履とバッグは黒の布地のおそろい。
真冬はコート黒の道行コート
扇子黒の扇子。
数珠
着付用小物腰紐、帯枕、前板など、喪服専用の小物もありますが、
特別黒にそろえる必要はありません。
ふくさ

「知らないと後悔する着付け教室の話」が集英社に取材されました

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